壱岐の事業所(ドッグフード製造)が稼働し始めて今春で満1年になるので、このタイミングで厳密な衛生検査をしました。人間用のHACCP準拠の小規模水産加工者の規範を参照して運営してきましたが、実際の出来栄えはどうなのか。ボールやそぼろ等の魚肉加熱系はそぼろを代表検体に。そしてスープと煮干しの合計3種について、食品微生物センターに解析を依頼しました。
結果的には、すべての検体において一般性菌は目安量の7%~3%以下の水準で非常に低水準。大腸菌系、腸炎ビブリオ菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、セレウス菌、好気性芽胞形成菌等の危険な菌類もすべて「陰性」という結果でした。零細経営でも職業的生産者としては当然の結果ですが、まずはこれまで取り組んできた衛生管理の結果が良い形で可視化されました。
これで油断することは全くなく、さらなるレベルアップを目指して参ります。
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